音楽家・ミュージシャン

ナサニエル・ローゼン   Nathaniel Rosen
(チェリスト)
 1948年カリフォルニア生まれ。
 弁護士でアマチュアビオリストの父のもと、6歳からチェロを始める。
 13歳で、伝説的チェロ奏者にして教育者のグレゴール・ピアティゴルスキーに出会い、師が指導育成に力を注ぐ南カリフォルニア大学「音楽科特待生クラス」に迎え入れられる。
 22歳からは同クラスにおいて師の助手を務め、以降、師が亡くなるまで父子のような交情を保つ。同時期、世界的バイオリニストであるヤッシャ・ハイフェッツのマスタークラスにも招かれ、室内楽を共演する。

 1977年アメリカ、ヌーンバーグコンクール優勝を機に米国内デビュー。ピッツバーグ交響楽団の主席チェリストに就任。
 翌年、第6回チャイコフスキー国際コンクールでアメリカ人初のチェリストとして金メダルを受賞、以降世界的名手として広く知られるところとなる。

 ロサンジェルス交響楽団を始めとして、ニューヨーク、チェコ、ライプチヒ、フィラデルフィア、ミネソタ、スイス、ドレスデン、ロンドン、ピッツバーグ、シアトル、アトランタ、シンシナチ、インディアナポリス、ダラス、ヒューストン、バンクーバーなど、世界各地のオーケストラにソリストとして招かれる。カーネギホールにてメニューイン、スターン、ズーカマン、プレヴィンなどと共演、またセンチュリークラブにてジャズクラリネットの第一人者ベニー・グッドマンと共演する。ジョン・ウィリアムス指揮、ボストンポップスとのチャイコフスキー/ロココの主題による変奏曲共演も話題となった。

 過去における来日は、チャイコフスキーコンクール優勝後、東京、大阪でのリサイタル。
 1966年〜1999年の笛吹国際音楽祭、2002年札幌、2004年清水勝雄メモリアルコンサートにて、皇后陛下のご来臨を賜る。

 インターロッケン夏期室内楽音楽例祭の芸術監督、アラスカ・シトカ夏期音楽祭の創始者の一人でもある。
 ダラス市のサウスメソジスト大学、ニューハンプシャー州トーマス大学、マンハッタン音大にて教鞭をとる。

 録音には、バッハ、ブラームス、メンデルスゾーン、チャイコフスキー、ショスタコヴィッチ、などのCDがある。

 使用楽器は1738年製の"モンタニヤーナ"。


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